カルチュラル・ニュース 2008年3月号 日本語要約と解説 (その2)
●「招き猫」の絵本を出版(6ページ)
ロサンゼルスで30年間、写真館を経営していたサニー関さんは、数年前に引退し、絵本作家を目指しているが、関さんの第一作「ザ・テール・オブ・ラッキー・キャット」がイースト・ウエスト・ディスカバリー・プレスから出版され、英語版のほか、中国語、韓国語、ベトナム語など、アジアの国のことばを併記した版にも発展している。全米親の会出版賞も受けて、最近は大手量販店のターゲットでも販売されている。絵本は、「招き猫」の人形ができた経緯を語ったもので、実際に350年前に東京都世田谷区の豪徳寺が舞台だっと言われている。
●台湾のエバ航空が、大阪-ロサンゼルス線を就航(7ページ)
3月30日から、台湾のエバ航空が、週3回、火曜日、金曜日、日曜日発で、台北-大阪(関西空港)-ロサンゼルス線を就航させる。ロサンゼルス-関西空港便は、昨年9月末に日本航空が路線を廃止したため、現在は、どの航空会社も運行していない。
●日本政府の支援を受けて発足した日本食海外普及団体の事務局長が「スシ・ポリス」を否定
(7ページ)
「スシ・ポリス」と海外のマスコミから揶揄された日本政府の情報発信の源となったのが、2007年7月に農林水産省の支援で発足した「日本食レストラン海外普及推進機構」(略称JRO)。キッコーマンの茂木友三郎会長を、推進機構の会長に据え、事務局長には、外食産業の業界団体、日本フードサービス協会の加藤一隆専務理事が選ばれている。
このJRO事務局長の加藤氏は、2月22日、ビバリー・ヒルトン・ホテルで日本食レストラン経営者、日本食品メーカー駐在員らを集めた会合で、JROの目的は、「スシ・ポリス」と呼ばれる世界の日本食レストランを格付けすることではなく、日本からの日本食材の輸出促進であると、説明した。
加藤氏が専務理事を務めている日本フードサービス協会は、食料管理制度の撤廃や、牛肉の輸入制限の撤廃を求めて、長年、農林水産省と対立してきたを紹介した。JROの緊急の課題は、日本食材の海外への輸出が促進できるように、日本や各国にある障壁を改善することと、日本食調理のための衛生マニュアルを普及させること、と説明した。
JROのロサンゼルス支部は、当面は、経営コンサルタント会社パシフィック・アライアンス・グループの社長、佐野吉弘氏に委託されることになった。
●江戸時代に生まれたカンザシを今に伝える金輪久仁子さん(8ページ)
江戸時代に発達したツマミ・カンザシの技法を習得し、ロサンゼルスでこのツマミ・カンザシを作り、インターネットで販売しているのが金輪久仁子さん。
江戸時代には、五カンザシと呼ばれる種類が発達した。華カンザシ、耳かきカンザシ、松葉カンザシ、玉カンザシ、ひら打ちカンザシの5種類。江戸ツマミ・カンザシは、華カンザシの種類のひとつで、布を摘まんで立体感を出すことが特徴。
現在、日本には、ツマミ・カンザシを作れる職人は15人しか残っていない。金輪さんは日本生まれだが、アメリカで暮らすようになって、日本の伝統文化に関心を持つようになった。2007年夏に、千葉県に住む職人から特訓を受け、技を受け継いだ。カンザシが購入できるホームページはhttp://atelierkanawa.com
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Meet Japan without leaving Los Angeles